お家に着いてから慣れるまでのしばらくの間、ワンちゃんは寂しさのあまり鳴いてしまう場合があると思います。ぬくもりが恋しいという事が大きな原因である場合が多く、ケージから出すと鳴き止む事があります。ですが、鳴いているからと言ってケージから出してしまうと「鳴く(吠える)=出してしまう」という事を学習してしまい、毎晩鳴き続けてしまうことになってしまう可能性もあります。そうならないように寂しさを和らげる方法をいくつがご紹介します。
ぬいぐるみ等やわらかい素材のものをケージに入れておく
やはり仔犬のうちはぬくもりが恋しい時期。ぬいぐるみ等を入れることにより遊んだり、寄り添って眠っていることが多いです。お店のワンちゃんたちにもぬいぐるみは欠かさずに入れておくようにしています。
時計をケージの近くに置く
秒針の音が寂しさを和らげるといわれています。母犬の鼓動に近いのでしょうか?意外に鳴きやんでくれるワンちゃんは多いです。
ラジオ等をつけておく
ラジオなどの音で落ち着く子が多いです。何よりも仔犬達は静寂を嫌がります。家族が部屋に居る時はおとなしくしていても、暗くて一人になってから鳴き出す子にはこれが効果的だと思います。
この他、名前を呼んで落ち着かせたり、ケージの近くで一緒に眠ってあげるなどの方法もあります。注意していただきたいのは、何かを訴えたくて吠えている場合、かまい過ぎる事によって無駄吠えに変わっていくことがあります。確かに鳴いていると可哀想ですし、飼い主さんもイライラしてくることがあると思いますが、出来るだけ無視をして環境に慣らしていき後々の性格を作っていくということが大切だと理解してください