お留守番の出来る、出来ないは子犬時の育った環境に大きく左右されます。絶えず仔犬のそばにいてあげることが出来ると言うことは、確かにワンちゃんにとっては幸せな環境と思われます。
しかし、ずっと続けていると飼い主さんから離れられない甘えん坊さんになってしまいます。ワンちゃん達は本来、群れを作り仲間達と共に生活している動物です。仔犬時に甘えん坊さんにしてしまうとお留守番をさせなければならない時に、仲間がいない不安から何をしていいのか判断がつかなくなり、家具をかじってしまったり、おしっこ、うんちをまったく別の場所でしてしまったりすることがあります。
こうなってしまうとしつけしなおすのが一苦労になってしまいます。やはり小さいうちからお留守番を体験させてあげることが大切です。最初は短い時間からはじめて、少しずつ慣らしていってあげましょう。
慣れないうちはケージの中にワンちゃんのお気に入りのおもちゃやガムなどを入れて、退屈させないようにしてあげましょう。はじめのうちは少し泣いてしまうかもしれませんが前記の夜鳴きについてを参考にしていただき、寂しさを紛らわせながらおりこうさんにお留守番が出来る子にしてあげて下さい。