犬のしつけ
甘噛みのしつけ方
子犬はみんな、甘噛みをします。甘噛みをしないようにしつけをしないでおくと、成犬になっても甘噛みが続いてしまうことがあります。また、本気噛みに発展することもあります。
- 噛んで良いものと悪いものを区別させる
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おもちゃを与えて、噛んでいいものと悪いものの区別をさせましょう。おもちゃを噛んでいる時には、声をかけてあげたり、一緒に遊んであげましょう。 それ以外の時は、無言で立ち去る・サークルに素早く戻しましょう。 おもちゃを噛んだら楽しくて、それ以外のものを噛んだら1人ぼっちになることを教えます。
- 噛まなくなるまで繰り返す
- そして、噛まなくなるまで何度でも繰り返しましょう。
繰り返すうちに「おもちゃを噛んでいると一緒に遊んでもらえる・かまってもらえる」と覚えていきます。
噛んだらすぐに対応してもらうことが早く覚えさせるコツです。
- 叱って教えると
- トイレのしつけと同様、叱ってしつけをするのは良くありません。叱ってしつけられるといろんなものにビクビクする子になります。
怖がらない子は興奮して余計噛んでくることがあります。(構ってもらっていると勘違いしていることがあります)
習慣になる前に
- ドッグトレーナーに相談する事も有効です。
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ムダ吠え・噛みくせ・イタズラ・排泄の失敗など愛犬の困った行動はどの犬にも起こりうる事です。
早く問題行動を把握し対処して犬にも飼い主さんにもストレスがない生活を送りましょう。
「動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)」には飼主責務に関する記述があります。法第7条では、動物は “ 命あるものである ” ことを十分に自覚し、その種類・習性等に応じて適正に飼育・保管することにより、“ 動物の健康及び安全 ” の保持に努めること。
また “ 動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、人の迷惑を及ぼすことのないよう努めること ” が述べられています。しつけは人間との共生には欠かせません。