犬のしつけ
トイレのしつけ方
- できたらほめてあげる
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目の前で正しい場所に排泄した時だけ、優しく声をかけフードを 1・2 粒づつあげましょう。
(声のトーンを高くしてほめると効果的です)
サークルから出してあげてもごほうびになります。そして、10分以内にサークルに戻しましょう。
(トイレのしつけが完了するまでは長時間サークルから出すと、失敗した所ににおいが残りトイレをなかなか覚えることができないことがあります)
- 排便・排尿のタイミングを見極める
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排泄タイミングは寝起き
ごはんの後
運動した後
興奮した後子犬は、うんち:1日5~6回、おしっこ:1日5~10回ほどします。
(成犬になると、うんち:1日1~2回、おしっこ:2~3回と減ります。トイレトレーニングは大きくなると排泄のタイミングが少なくなるので難しくなります)- 1目の前で排泄した直後にほめることができていると、徐々に人を見ながら排泄するようになります。
- 2子犬が排泄の前触れの動作(そわそわする・くるくる回るなど)をし始めたら、「シー、シー」「1,2、1,2、」などの合図を言うようにします。上手にできたらほめましょう。
- 3合図を言うと排泄をするようになります。
- 自分からトイレに行くように習慣づける
- サークルから出している時間を少しずつ延ばしていくと同時に、自由に過ごせる範囲を広げていきます。(いきなり広範囲で遊ばせてしまうとサークルまで戻る前に排泄をしてしまうことがあります。)サークルはイタズラした時や甘噛みをした時に戻る場所になることが多くなると、自分からサークルに入りたくないのでトイレに戻れず失敗する事があります。
- 失敗しても叱らない
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失敗した場合でも絶対に叱らない
幼いワンちゃんには、まだトイレの場所がわからなくても仕方がないことなのです。失敗した時に叱ってしまうと「飼い主さんの目の前で排泄したら叱られるんだ」「排泄をしたから叱られたんだ」と勘違いをして、ソファーの後ろ・キッチンの奥・カーテンの裏などに隠れて排泄してしまうおそれがあります。
習慣になる前に
- ドッグトレーナーに相談する事も有効です。
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ムダ吠え・噛みくせ・イタズラ・排泄の失敗など愛犬の困った行動はどの犬にも起こりうる事です。
早く問題行動を把握し対処して犬にも飼い主さんにもストレスがない生活を送りましょう。
「動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)」には飼主責務に関する記述があります。法第7条では、動物は “ 命あるものである ” ことを十分に自覚し、その種類・習性等に応じて適正に飼育・保管することにより、“ 動物の健康及び安全 ” の保持に努めること。
また “ 動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、人の迷惑を及ぼすことのないよう努めること ” が述べられています。しつけは人間との共生には欠かせません。